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すてき・素的・素敵・ステキ 〜今日も素敵な一日を!!

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     今年の正月。ある素敵な女性からの年賀状にこの言葉があった。
    「今年も素敵な一年を!!」何気ない言葉ではある。しかし、このワンフレーズがとても素敵な言葉に思えた。そしてそれ以来、「素敵」という言葉を意識的に使うようになった。

     実は私自身の年賀状には「素敵」ではなく、「素晴らしい」という言葉を使っていたのだが、これだとどうも仰々しくて、「素敵」の方が短くてしっくりくる。「あらステキ!!」などというと、女性的でおばちゃんの決まり文句のようになってしまうが、ステキに「素敵」を使いこなせる人はとても素敵に見えると思う。

     しかし、心を引かれるさま、素晴らしいさま、という意味を持つ「素敵」と言う言葉に“素”と“敵”の文字の組み合わせがいまいちぴんと来なかった。調べてみるとこの字はもともと当て字で
        江戸時代  「すてき」
        明治時代  「素 的」
        大正時代  「素 敵」
    と変遷してきており、「素 適」の当て字もある。
     素敵は、江戸時代後期の江戸で俗的な流行語として、庶民の間で用いられ始めた。
    「適わない」は「望みが実現しない」の意味、「敵わない」は「対抗できない」「勝てない」の意味で使われるため、「素晴らし過ぎて敵わない」という意味から「素敵」が使われるようになり、最も使われる当て字になったと考えられる。(引用元
     こうして語源を見ていくと「素晴らしい」<「素敵」(素晴らし過ぎて敵わない)であり、私のもっていた「素晴らしい」>「素敵」のイメージとは逆の最高の褒め言葉ということになる。

     「素敵」というたったひとつの言葉なのだが、この一言から私が受けた影響はかなり大きい。この一言によって気軽に相手を褒められるようになったのだ。これはコミュニケーションにおいてとても大事なことである。海外を旅するときも、それぞれの国の言葉で「素敵」「美味しい」「美しい」などの賛辞の言葉は覚えるようにしている。たった一言ではあるが、相手の好意に答えるこの一言によってコミュニケーションは成立する。さらにいえばボディランゲージで微笑むだけでもいい。

     これに対して、日本語ではどうだったか考えてみると、中途半端にボキャブラリーが在るが故に、シンプルな一言の強さを有効に使えていなかった気がする。例えば「カワイイ」をどんな場面でも使う事がボキャブラリーの欠如につながるとの指摘には私も同意していたが、実はそこに一言で言ってのける強さがあることに気づいていなかった。

     最近よく使うのが「今日も素敵な一日を!!」というフレーズなのだが、実はこれは相手とともに自分に向けての言葉になっている。そして「素敵」という言葉を使い続けることによって、自己意識もそれに対応してくる。嘘のような話だが、そう、確実に毎日が「素敵」に思えてくるのだ。思いこみもここまでくればたいしたもんだと我ながら感心してしまう(笑)

     そしてもう一つ。今年は多くの「素敵」な友人と巡り会えた。素直に「素敵」といえる友人の存在は「ステキ」という言葉では表現しきれないのだが、こうした人達がいると思うと、人生ももっともっと「素敵」になってくる。もしかしたらたったひとつの言葉が「素敵」な友人をつないでくれたのかもしれない。そう思うと「素敵」という一言は私にとってとても「ステキ」な言葉だ。言葉の力はすごい、そしてそれをここで文章化してさらに意識することでさらに顕在化してくる。改めて、声に出す事と、整理して文章化することの有効性を認識している。

     なんと今回のブログで使った「すてき」という言葉を数えてみると、合計40回も使っていた。たった言葉ひとつではあるのだが、こうやってインプットされてくるとだんだんと毎日が「素敵」に思えてきませんか?(^^)

     この素晴らしく「素敵」な世の中がますます「ステキ」になることを祈りながら、明日も「すてき」な一日を!!

    CULTURE | permalink | comments(6) | - | -

    この記事に対するコメント

    素敵友達のみなさん コメントありがとうございます。
    やはり女性の皆さんの方がこの言葉は使っているのでしょうね。

    どうやら英語では一語で「ステキ」を表現する単語はないようです。You're a peach !などと素敵な人にpeachを使ったりするのも日本語にしたらちょっとカワイイですね(^^)

    今日も「すてき」な一日を!!

    管理人 | 2007/10/31 12:21 PM
    「あらステキ」はやっぱりおばちゃんか・・・。
    気をつけよ。

    発した本人にも返ってくるものね、言葉って。
    ステキな言葉をあやつりたいものですわ。
    りー | 2007/10/26 10:25 PM
    いいですよね、すてき、ってことばも響きも。
    わたしも友達の誕生日には素適な1年を!
    って送っています。
    漢字に関しては、敵が入っているのと、素で適しているという意味であえて素適にしていましたが、
    素晴らしすぎて敵わない、の意味だったんですね。
    納得です。
    ではでは、さらに素敵な日々を♪
    mikao526@hotmail.com | 2007/10/25 10:51 PM
    久し振り!

    私も結構「素敵!」って使ってます。
    私はどちらかというと、感動とかほめるとか、自分もやってみたい!って思う時に使います。

    「素敵!」って言われるように頑張りたいなって思っています。
    Moana | 2007/10/25 9:32 AM
    ”素敵”。
    わたしも大好きな日本語のトップです♪字面も、響きも。
    紐解き方が、さすがじゅんぺいさんですね。素敵☆(笑)

    漢字が一番好きなんだけど、すてき/ステキもニュアンスが違ってて意識して使い分けてます。年賀状も、普段のメールも、mixi日記でも。
    でも、なぜか声に出すことは躊躇しちゃうんだよなぁ〜。なんか、英語の直訳っぽく響いてしまう気がして。”Have a nice day!!”みたいな。
    たぶん、そういう風に声に出す習慣が身に付いていないからかな。
    (なんだか日本語って、素敵とか素晴らしい系の言葉が少ないと思いません?・・気のせい??)

    わたしにとっては、同窓お花見会が一大素敵出会いイベントだったです☆
    みんなほんとに素敵に大人になっていて、参ってしまいました!
    改めて、素敵幹事どうもありがとうございました。大感謝(^^)/
    来年も、とても愉しみにしています♪♪
    (なんだか、年末のご挨拶のようになってしまいましたね^^;)

    「今日も昨日に増して。素敵ないちにちとなりますように!」

    megie | 2007/10/25 7:10 AM
    大野さん、お久しぶりです。
    「すてき」な文章で感動しましたよ。

    指編み機はトリコと名づけました。
    意匠、商標登録申請中です。
    トリコ | 2007/10/25 6:32 AM
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