沖縄のビジネス服−かりゆしウェア
こんな服装があるの知ってました?
実は私はまだ沖縄に行った事がない。石垣とか竹富とかかなり魅力的なんだけどな〜と思ったらちょうどよく『Cruising Attitude』に入ってる「okinawalove」がかかった。このCDけっこう爽やかでオススメ!!
かりゆしウェアとは、沖縄で縫製されたものであることと、沖縄らしさを表現する柄であることが定義としてあげられ官公庁を始めてして、県内企業のほとんどが5月から11月まで着用しているビジネス服です。
実は私はまだ沖縄に行った事がない。石垣とか竹富とかかなり魅力的なんだけどな〜と思ったらちょうどよく『Cruising Attitude』に入ってる「okinawalove」がかかった。このCDけっこう爽やかでオススメ!!
簡単に言えば、かりゆしウェアは沖縄風アロハシャツらしいのだが、官庁が着始めて今では企業のビジネスウェアとしても根付いているというのが面白い。気候や風土にあった服装は、どの国にいてもマッチする。日本気候に合わないスーツを何とかしようとする試みはこれまで何回か行われてきた。
羽田元首相が着ていた省エネルックの半袖スーツも中途半端でセンスのなさを感じたが、実はそれより前にも同じ省エネルックを着ていたのが、1979年当時の総理大臣大平正芳だったらしい。伊勢丹でも扱っていたらしいが、一夏で5着しか売れなかったという(笑)
今までの省エネルックのダサいイメージをなくすために、今年の4/27日にも環境省が名称を公募した「Cool Biz」が発表されたが、それを受けて竹中経済財政相が昨日発表したのが下記の記事
中央省庁などが6月から始める夏の軽装化(愛称:クールビズ)が家計の消費を増やす効果は100億円。地方公務員や民間企業にも広がれば6千億円−−−。竹中経済財政相は27日の閣僚懇談会で、地球温暖化防止と景気浮揚を同時に狙えるという試算を披露した。(朝日新聞抜粋)
でも実際は新しいスーツが売れる効果よりも、夏のネクタイの売上が減少する影響の方が大きいのではないだろうか?聞き飽きたような経済効果の話ばかりしてないで、ジャケット・ネクタイなしでもセンスある着こなしを実践して欲しいものである。
小泉首相はホリエモンのTシャツルックを省エネルックとして評価したらしい。ホリエモン批判をしていたどこぞのTV局のじい様はこれをどう捉えるのだろうか?私もTシャツを含めたカットソーは、ノーアイロンが基本の伸縮素材であり、すごく現代的な衣服だと思っているので、最近シャツ類はほとんど着る事がない。感動的に好きなのはA-POC(ISSEY MIYAKE+DAI FUJIWARA)布を織る→裁断→縫製 という一般的なプロセスを 服の形に布を織る→裁断し、縫製はしないというのが基本的なコンセプトだ。バリエーションとして縫製をするものもあるが、織り上がった布を自分で裁断して着ると言うこの服こそ未来の服だと思っている。
建築・デザイン・服飾系の人は普通のスーツを着る人は少ない。「普通」を嫌がるのからなのだが、彼等が制服のようにマオカラージャケットを着ているのも不思議だ。そういう私もマオカラーを着ていたのだが(笑)これからはデザイン系の人だけではなく、IT系の人たちにもスーツ以外の需要が増えてくるにしたがって、スーツ至上主義的なビジネスの世界も変わってくると思っている。スーツを着てはったりを利かせなくてはいけないときだけ着ればいい。なにも社内ではったり利かせなくてもいいのだから。本来は政治的にあれこれ言われる前に理不尽なシステムは変えていくべきなのだが、日本がそういう自発的な社会になるにはもう少し時間がかかるようだ。
この記事に対するコメント
でもばんちゃん、女性がかりゆしを都心で着るのってちょっと難しい気がしない?(^^)関西なら余裕でありだろうけどね〜都心のファションってつまらんよな〜
ちょうどこないだ沖縄行って
買おうか買うまいか迷ったんだよーかりゆしウェア。
結局HKで色々服はすでに買っちゃってたから
見送ったんだけどさ。なかなかよかったよ。
こういうことなのか。ふぅん。
細田官房長官とかが試着しているとこを
ニュースで見ました。
かりゆしウェアに関しては沖縄だからいいんであって、
東京の政治家が着ていたらやっぱりちょっとおかしな
雰囲気なわけですが、省エネ服は大賛成です。
おかげで電車が寒すぎだし。
ところでA-POCのデザイナーの一人が友人なんです。
アイディアとしては画期的ですね。
着物ももともとそうですよね。
立体裁断じゃないから生地が無駄にならないようにできてて。