こころとからだの建築家BLOG

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京の都−『陰影礼賛』の世界

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     1年ぶりの関西行き。この1週間はホントよく歩いた。出発当日の夜に国立でレイソルvsマリノス戦があったため、渋谷から国立競技場まで歩き、試合後夜行バスの出る新宿までまた歩いてしまった。今回は緊縮財政にて移動は格安の高速バス。なんと新宿から京都・大阪・神戸まで3900円!!一番後ろのリクライニングしないハズレの席を引いてしまったが、これは御愛嬌。結構きつかった(笑)


    ■ このあと行った鞍馬寺


     当初は大阪まで行ってしまう予定だったのだが、京都の空気が吸いたくなり朝6時に京都駅で途中下車。そのまま京都駅から歩き始め、ふらふらと銀閣寺まで10キロ以上歩いた。途中、修復中の西本願寺では通常は一般公開されていない書院と飛雲閣を特別拝観期間中で見る事が出来た。見事な襖絵と欄間の彫刻を持つ書院の中でも100畳以上ある対面所は圧巻。暗い室内を明るくするために金箔を多用した時代の空間にぞくぞくした。まさに『陰影礼賛』の世界。学生時代から国内外含めかなり多くの建築を見て回っているが、最初は現代建築ばかりで我が日本の古建築にはあまり興味がなかった。現代の建築様式が日本の古建築とはかけ離れてしまっている事もあるが、一目で見てわかりやすい現代建築と味わい深い日本の古建築とでは見る者を選ぶという事だろうか。なんとなくいいとは思っていてもこうした感動は今までなかったのだが、遅蒔きながら今になってこうした感動をえられたのも、年を取ってから来たからだと思う。修学旅行で同じものを見ても何も感じないのは無理もない。知識・経験・思想があって初めてこうした感動も得られるのだろう。あらためて、歴史の重み、京都という町の面白さが体の中に染み込んできた。

     ちなみに現在、東・西本願寺は2011(平成23)年に、宗祖親鸞聖人の七百五十回御遠忌を迎えるため、平成の大修復を行っている。巨大な本堂には全体を工事用仮設屋根がかけられ、中を見る事は出来ない。東本願寺は17万枚、西本願寺には11万枚にも上る瓦(ひとつ12キロ)が設置されており、これらを全部ナンバリングし、損傷の度合いなどを把握、図面化した上で取り外し修復・交換し再度設置する。修復作業は10年がかりの気の遠くなるような作業だ。

     今年は桜が遅かったので、京都の桜もまだ少し残っていた。手すりのない哲学の道を桜を見ながら歩いていると川に落ちそうになる。多くの哲学者が思考を巡らし、桜を見ながら川に落ちたことだろう。来るたびに思うのだが、この町のスケールはとても人間的だ。自転車ひとつあれば町中の移動は不自由しない。歴史も深く、文化度も高い。緑豊かで水も綺麗だ。そんな町に住む人が人間味に溢れていないはずがない。
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    この記事に対するコメント

    そっか〜俺もまだ結婚してないしな
    結婚したらさやぉと鞍馬・貴船お忍びデートしようかな(笑)
    ちなみにかなりの山道だから筋トレしていった方がいいよ。一緒に行った友達は筋肉痛になったらしい(^^)
    じゅんぺい? | 2005/04/23 1:47 AM
    ガ━━━━━━(゚д゚lll)━━━━━━ン

    その、肝心のお相手、既婚男性がいなぃわけですがwww
    宮崎さやぉ | 2005/04/23 1:30 AM
    大阪の友達いわく、鞍馬、貴船はお忍びカップルが多いらしい。愛人っぽいさやぉにはぴったりかも(笑)
    じゅんぺい | 2005/04/23 1:29 AM
    鞍馬とか地元人なぅちも行ったことなぃ(( ゚∀゚)・∵.

    大河の義経が終わって人少なくなったら行ってみよっと('A`)
    宮崎さやぉ | 2005/04/23 1:23 AM
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